2009/09/20(日) 晴れ

06:00 扇沢
10:23 針ノ木小屋
09/21(月) 晴れ

05:15 出発
06:10 針ノ木岳
07:13 スバリ岳
09:13 赤沢岳
10:26 鳴沢岳
11:23 新越乗越
12:27 岩小屋沢岳
13:58 種池小屋
09/22(火) 曇り

06:00 出発
06:50 爺ヶ岳 中央峰
07:51 種池小屋
10:42 扇沢

1日目 針ノ木雪渓へ

シルバーウィーク さて、何処行こうか。
聖岳-光岳 周遊が、いいかな〜 と思っていたけど、ちょっとYoriの体力が???
それじゃ、北アルプスへ
朝日の周遊 ん〜〜 これも、結構長い。

最終的に、立山連峰の眺めがいい、まだ、登っていない

針ノ木岳-爺ヶ岳の周遊に決定。
一抹の不安を残しながら。

いつもだったら、金曜日の夜にサー出発と出かけるところだけど、
今回は、Yoriに合わせて、土曜日移動のノンビリ出発。

昼頃、出発して、夕方、大町に入った。
ジャスコで、食料を買い足して、扇沢に向かったけど、案の定、駐車場満杯で、路上にはみ出している。
でも、夕方だったので、出る車も結構あった。
隙間を縫って、駐車。

大町に着いた頃は、雲に覆われ、いつもの景色はなかったけど、天気予報は、10%の降水確率。
安心して、眠りについた。

IMG_4126.jpg
IMG_4132.jpg 4:00 起床。
なんやかんやと、結局、出発は、6:00になっていた。
扇沢のターミナルは、行列になっていた。
立山は、大変なことになっているだろうな。

ターミナルの左手側から、登山口に入る。
車道を縫うように、少し歩き、直、針ノ木雪渓が見えてきた。
ノドと思われる場所の雪渓が、大きく崩落しているのが分かる。
雪渓への取り付きまで、結構遠いな〜と思いつつ、進む。
大沢小屋は、既に閉館。

遠めに見ると、ノドから先は、急に見える。
実際、急でした。
雪渓は、殆ど無くなっているので、夏道を行く。
沢道だけど、綺麗に整備されている。
ノドの入口部だと思うけど、そこから先の沢道は通行禁止になっていて、夏道に誘導されていた。
その高巻道は、ちょっとした崖登りになっている。
沢道だから、こんな場所か。この部分が、傾斜がきついとガイドに載っていた。

IMG_4136.jpg IMG_4140.jpg
Yoriの息が段々、上がってきた。どうも調子が今一つの様。
勾配もキツイので、余計にこたえるようだ。

振り返ると、爺ヶ岳の形がいい。明日歩く稜線の状況も掴めてきた。

ノドを過ぎると、峠が見えてきた。
近いようで、遠い。
傾斜も最大傾斜に近づいてきた。
上のほうが、ジグザクに整備されているのが分かる。

ジグザク道を登りきると、小屋だった。
さっそく、北アルプスの山々が出迎えてくれた。
峠にでると、穂高、槍、水晶の峰々が真正面だった。
ここからは、見えないが、立山に回り込むように連なっている。

IMG_4153.jpg
IMG_4172.jpg
峠の狭いところに、小屋は、コンパクトに立てられている。テント組としては、テン場は、場所を指定されるが、早めの到着で、いい場所を確保できた。

針ノ木は、後立山のなかでも、白馬と立山に挟まれた場所にあるので、非常にお得な気分になる。

爺ヶ岳の向こうには、鹿島槍から始まる峰が連ねられている。五竜は、影になって見えない。白馬岳は、やたら尖がりに見える。

目の前に連なる蓮華岳からの峰も気にかかる。また、歩いていない野口五郎岳に繋がっている。

Yoriは、ちょっとお疲れ気味。
昼寝することにした。
1時間程、寝たかと思うけど、ちょっと回復。
まだまだ、日は高いので、一頑張りして、
蓮華へ向かった。

IMG_4182.jpg
IMG_4184.jpg IMG_4190.jpg
IMG_4191.jpg IMG_4203.jpg

蓮華岳へ

IMG_4214.jpg この蓮華岳は、頂上付近が、大地型なので、下からは、ゴールが見えない。
3度ほど、騙されながら、登っていった。

2度目のニセ頂上からは、最終ゴールが確認でき、大地状の所を並行移動に近い歩き。

小さな祠が見えたので、これが頂上か!! と思ったら、
これも、違ってた。


IMG_4224.jpg IMG_4228.jpg
頂上は、申し分ない眺め。
今回の山行では、何度もこの眺めを味会うことができた。
なんと言っても、剱が圧倒的な迫力だった。

下界は、見事な黄金色に染まっている。

飽きることない景色だけど、頂上の風は冷たく、Tシャツだけじゃ、冷えてくる。季節は、秋。

再び、立山を眺めながら、小屋に戻った。

IMG_4216.jpg
IMG_4231.jpg IMG_4241.jpg
IMG_4246.jpg ウラシマツツジの彩が良くて。
場所によっても、発色が違っている。
とっても目を引く。

小屋に戻ると、人が増え、テン場も満員だ。
小屋前にベンチが仕立てられていて、暫く、景色を楽しんだ。

テントの口は、槍を向けて開けてある。景色を楽しみながら夕飯の準備にかかる。今回、新たに五目御飯の素を試してみた。ご飯に混ぜるだけのもので、便利は良かったけど、炊き込みタイプの方が旨い。

上手くいけば、種池から下山の選択もあるよなどと話しながら、床に就く。
テントは、快適で、ちょっと暑いくらいだった。

IMG_4250.jpg IMG_4253.jpg

2日目 針ノ木岳へ

IMG_4257.jpg 行程が長いので、夜明け前に、出発。
蓮華岳の向こう側が、段々と染まってくる。
蓮華岳のシルエットを見ながら、高度を上げ、そのうち、昨日歩いた形がハッキリと分かるようになった。

針ノ木のカールも紅く染まってきた。
手前の岩峰を避けるように、カールを斜めに上がっていく。
針ノ木とスバリの間から、ゴジラのような頭が見えてきた。

剱だ。

ご来光を針ノ木で迎えた人達が下山してきた。

IMG_4265.jpg IMG_4275.jpg
IMG_4277.jpg IMG_4292.jpg
針ノ木の頂上では、すっかり夜も明け、立山連峰がグルッと見渡せる。
これが、今回の目玉。
この景色を眺めながらの縦走。
黒部湖も真下にある。

こないだ、雨のため、撤退した五色ヶ原から、薬師岳までのルートの話しをしながら、暫く景色を楽しむ。

浄土山からの流れが、よく見えた。龍王岳への登りはきついはずだ。

IMG_4297.jpg

スバリ岳へ

IMG_4293.jpg IMG_4295.jpg
一息ついて、次のスバリ岳へ。
本日は、5ピークを踏む。
針ノ木頂上から、見下ろすと、ガレガレのザレザレ。
用心しながら、下っていく。
スバリの登りが見えているが、この山は、切り立った岩峰だ。
どこかのHPに、下を見ると、黒部湖まで、転げ落ちそうと書いてあったが、正しくそんな感じ。

岩が、磨ぐに磨がれて、針のようになっている。
頂上直下は、歩きにくそうな急勾配に見えるが、整備されたジグザク道が作ってある。

IMG_4300.jpg
IMG_4303.jpg IMG_4311.jpg

赤沢岳へ

スバリ岳からは、今回一番大きな登り返しになる。
左手に黒部湖を見ながら、進んでいく。
渡船が走っているのが見える。
ダムが見えるかと思ったけど、赤沢岳の西斜面は、岩峰が張り出しており、これに隠れて見えない。
ご〜〜という音が聞こえるが、放水の音かな?

スバリから、赤沢までは、今回一番距離が長い。
振り返ると、スバリ岳の眺めがいい。

IMG_4318.jpg
IMG_4320.jpg IMG_4327.jpg
IMG_4333.jpg 赤沢岳 直下は、滑落注意の看板。
岩登りになっていた。
それを登りきると、頂上は、間もなくだった。

山頂は広く、落ち着ける場所だ。
多くの人が寛いでいる。

頂上に着くたびに、周りをグルッと見回し、飽きのこない景色を堪能した。

IMG_4337.jpg IMG_4340.jpg
針ノ木からの行程を振り返り、改めて、登ってきた雪渓をみて、急だな〜と思う。

ここまで来ると、随分と歩いた気になるが、まだまだ先は長い。
IMG_4349.jpg

鳴沢岳へ

IMG_4358.jpg 赤沢から鳴沢までの道のりは、安心して歩けた。
鳴沢岳の頂上では、剱をバックに、登山者が、上ってくるのがいい。

この頃、種池からの人達と交差するようになった。
中間地点に近いようだ。
IMG_4363.jpg IMG_4369.jpg

岩小屋沢岳へ

ここまで来れば、危険度も下がり、一安心かと思っていたら、鳴沢岳からの下りも気が抜けない。でも、危険箇所も長くはなく、間もなく、新越乗越小屋が見えてきた。

非常に綺麗な小屋で、ここで、水を補給し、一休み。

この頃になると、ポイント毎に、休みが入る。
この小屋からは、針ノ木の眺めが大変よろしい。
蓮華岳の大地状の稜線形が、ハッキリ分かる。
あ〜〜、あれが頂上だ。

IMG_4376.jpg
IMG_4398.jpg 新越から、種池小屋まで、2時間半のコースタイム。
高低差小さいけど、まだ、距離が結構ある。

ふと気がつくと、この辺りから、木々の彩が鮮やかになってきた。
もう既に紅葉が始まっていた。

まだ、先が長いと思いつつ歩き出したが、Yoriの調子が上がってきた。歩きやすくなったことと、標高が下がったことで、スッキリしてきたそうだ。
なんだか覚えにくい名前の岩小屋沢岳は、意外にあっさり到着した。傾斜が穏やかになってきたからな。

頂上から、次の小屋が見えていた。
あそこまで、と思ったら、見えていたのは、冷池小屋だった。
少し進むと、種池小屋が見えてきた。距離はあるけど、穏やかそうな道だ。

IMG_4408.jpg IMG_4416.jpg
IMG_4421.jpg IMG_4426.jpg

種池小屋へ

IMG_4443.jpg 爺に近づくにつれ、ますます、紅葉が華やかになってきた。
紅葉は、全く期待していなかったので、驚かされた。
これは、最盛期に近いのでは?

新越から、Yoriのペースが上がった代わりに、僕のペースが落ちてきた。
紅葉トラップに、はまってしまった。
こんなタイムリーな感じは、初めてだった。
絨毯の模様のようだ。
紅葉をバックに、鹿島槍が映える。
爺ヶ岳の斜面が、特に綺麗。

そうこうしている内に、種池に到着したが、ここまで9時間が経過。意外に時間がかかってしまった。
ここで、無理することも宜しくない。
テン泊即決。

予想通り、テン場は満員。小屋もきっと満員でしょう。夜は、相当に賑やかだった。

種池に着いた頃は、天気が落ちてしまい、ガスがかかってしまった。明日は、予報によると曇り。

IMG_4459.jpg
IMG_4451.jpg IMG_4461.jpg

3日目 爺ヶ岳へ

IMG_4483.jpg 翌朝、一人で、爺ヶ岳ピストンを考えていたけど、目が覚めると、ぽつぽつ雨音がする。
こりゃ駄目だと思い、下山の準備。

種池小屋の前に立ち、爺ヶ岳が、綺麗に見えている。
雨は、あの一時で、直ぐに止んだようで、日が昇ると、曇りだけど、視界はスッキリしていた。
じ〜〜と見ていたら、Yoriが察した。
行こうか?

さ〜、行きましょう。即決でした。
荷も背負って、行きました。
登りながら、振り返ると、小屋周辺の紅葉も、小屋がポイントになって、いい感じ。
南峰、中央峰まで、歩みを進めた。
鹿島槍は、雲の中でした。

紅葉のトンネルを抜け、あっと言う間に小屋まで戻ってきた。
種池の周りは、チングルマの群生地。
綿毛を広げ、紅葉と入り混じっていた。

Yoriも爺ヶ岳のピストンは、楽しかったようで、行って良かった。

朝から見えていた今回歩いた稜線も、次第にガスかかってきた。
それを確認し、下山にかかった。

IMG_4502.jpg
IMG_4520.jpg IMG_4541.jpg
IMG_4544.jpg IMG_4545.jpg
IMG_4546.jpg IMG_4552.jpg

下山

爺ヶ岳の尾根筋に向かい、山腹を回りこんでいく。
ここでも、幾つか紅葉のトンネルを潜り抜けた。
爺ヶ岳の南面なんだけど、いい感じに色づいている。

だんだんと標高を下げ、尾根筋に近づくと、ケルンが立っている。
そこからは、樹林に入り、一気に標高を下げ、扇沢が近づいてきた。

扇沢ターミナルは、ごった返している。
ここの立ち食い蕎麦が結構お気に入り。

大町温泉郷の薬師の湯で一風呂浴びた。
頂上から見えていた大町は、黄色い絨毯のようだった。
米収穫の時期だ。
田んぼの合間を縫うように蕎麦の花も満開。
そんなのどかな光景を後にし、帰途に着いた。
IMG_4557.jpg
IMG_4561.jpg IMG_4568.jpg
IMG_4570.jpg IMG_4590.jpg
IMG_4592.jpg IMG_4593.jpg

花々

IMG_4134.jpg IMG_4150.jpg
IMG_4166.jpg IMG_4383.jpg
IMG_4388.jpg IMG_4591.jpg
IMG_4435.jpg IMG_4413.jpg